●2017年1月28日土曜日
会社のチームメンバーを招いての楽しい飲み会は土曜日のAM3時頃まで続いていた。
ひと眠りして目覚めた後輩たちが帰った後、外を見てみると・・・おお~、良い天気!
お昼頃まで休んでから、木曽三川公園に出かけてみる事にした。
●木曽三川公園
大晦日から2日にかけて『年越しキャンプ』したのはこの木曽川の対岸。
木曽川と長良川に挟まれた堤の中にあるBBQ広場。
今回も同じ場所でやろうと思う。
●ウチからはちょうど25km程度
この程度のキョリなら、ポタがてら重さ20kg超のTravoyをトロトロ引っ張ってくるのも問題ない(平坦なので)。
まずはテントを設営して、そのあと、薪拾いと食材調達をするとしよう
●ちなみに今回は・・・
この前購入した『VAIO Z』も持ってきた
気力が十分なようだったら、このモンスターノートPCでブログ更新までしてしまおう。
このテントの設営も、だいぶ手慣れたものだ。張るごとにピシッと張れるようになるもんだなあ、と思う。
それは、テント各部の機能への『理解』が深まる事による事が大きいようだ。
例えば、僕はこのテントから左右に延びる緑のロープは強風に対応するためのものと思っていたが、
どうやら、フライシートを左右に引っ張る事によって居住空間を拡張する意図もあるらしい。
その意図を理解すると意識してロープをセットするから、しっかり居室の空間も広がる・・・という訳だ。
●ちなみに、前回キャンプ後の『補修』はしっかりできていたようだ
前回、テントにあいてしまった小さな穴はピシっと塞がっていて、雨が通ることはなさそう。
光に透かすとこんな感じではあるが、反対側から見た時に補修跡が目立つ様な状態でもない。満足
●VAIOもなかなかいい感じ
これまでandroidのタブレットQuaタブ(初代)をbluetoothキーボード+スタンドと一緒に持ち歩いていた。
サイズの割に便利なツールだが、LUMIXとの連携や画像リサイズがイマイチで、ブログアップには不向き。
このVAIO Zならそれらと重さもほぼ変わらない上、スペックはノートPCではライバル機がいない程だ。
ただ、さすがにテントに置きっぱなしには出来ない。あと、Quaタブの様な防水はついてないのが難点ではある。
●薪拾いも終わったし、買い物にいこう
長良川、揖斐川をわたり、三重県側にあるスーパー『ピアゴ多度店』に買い物に。
外観からは『古ぼけたスーパー』といった感じの店だったが、
中では百貨店並みのクォリティ(もちろん値段も)の品物も販売しているなど、なかなか面白い店だ。
キャンプ地から片道3.3kmと近距離、営業時間も夜10時までと、なかなか便利。
今後、あの場所でキャンプする際は、毎回使う事になりそうだ
●のんびり買い物を楽しんでキャンプ地に帰ってくると・・・
さっきまで干上がっていた目の前の湿地に水が満ちている。
ピアゴは思ったより面白くて買い物に時間をかけているうちに満ち潮の時間帯になってきたようだ。
まだ15時ちょい過ぎだし、1時間ばかしテントの中で休むとしよう。
●やがて、日暮れ時
そろそろセッティングを始めよう
前回同様、薪拾いの時に一緒に拾ってきた枝をランタンハンガーにする。
こういった段取りも、経験が増えるごとに手慣れていくもんだね。
そして、今回も試したい事がいくつかあるぞ。
●まずは、Travoyの『風防化』
これは前回思いついた事で、Travoyを横倒しにする事で、複数のバーナー類をまとめてカバーする
ウィンドスクリーンにするというものだ。
今宵は『程よい風』が吹いていて、実験にちょうどいい。
●調整したオプティマス8Rの実地試験
この前、ウィックを交換して燃焼テスト済みのオプティマス8R。
しかし、実地環境で使うのは調整後初。
どうなるものか、けっこう、楽しみだ
そして・・・
●ガソリンの新ファネルも今回が初使用
ファネルはこれの前にコールマンの別の給油停止機能付きのも買っていたが、非常に残念な製品だった。
こちらのファネルも給油停止機能つき。
ガソリン漏れがゼロとまではいかないが、他のに比べてだいぶマシと思えた。
●自作アルコールバーナーも試してみる
カーボンシート製の芯を頑丈なモノに作り替え、ずり落ちる様な事も無いようにしてきた。
アルコール入れたままフタが出来るのは何気に便利な様に思える。
しかし、家で試験した時に五徳替わりにした『100均スチルスタンド』を忘れてきてしまった。
●そこで、ネイチャーストーブの中に入れてみた
お~、なかなかいい感じ。
焚火同様にあったかいのに加え、臭いが全く出ない。
あと、エバニューストーブと違って、炎が明るく見えるのも何気に便利だ。
●日暮れ時になると、急激に寒くなってくる
とりあえず、お湯を沸かしてココアでカラダをあっためよう
●自作アルコールストーブは、火力もまあまあ
水を沸騰させる程度の性能はあるようだ。
ただ、ネイチャーストーブSサイズだと、五徳が缶の上に直接乗ってしまい、缶と鍋底の空間が不十分に思う。
もう少し丈の小さな缶を見つけられればよさそう。。。
●日没になると、いい感じに
所詮、家から自走でこれる場所なので環境はそれほどでもないが、
こういう場所が近くにあるのは、ありがたいとも思う(*v.v)。。
●今宵は、まともに音楽を流してみる~♪
僕のXPERIAの中にはドライブの時によく聞いたりする曲がJPOP中心にめちゃくちゃ入っていて、
キャンプの時にもちょっと流してみたりしていたのだが、いつも、全然しっくり来なくてスグにoffにしていた。
今回は、ふと思いたって、あるJAZZのアルバムをDLしてきていた。
Gerry Mulligan Night Lights。
どのような人なのか、この曲にどういう背景があるのかなど僕は全く知らない。
ただ、今から22~3年前、学生だった頃、ふと気まぐれで購入した最初で最後のJAZZのCDがコレだった。
CDはとっくの昔に紛失してしまったが、このアルバムに入っていた曲は好きで、頭の中にずっと残っていた。
幸いにして、曲名を覚えていて検索してみたら、Walkman連携の音楽サイトで購入する事が出来たのだった。
十何年かぶりに聞いたけど、やっぱ、なんか好きな感じ
このあと、ずっと、寝る時までかけっぱなしにしていた。
●OPTIMUSも快調
ウィックを交換したのは、やっぱりよかったらしい。
それでも、しばらく燃焼させていると途中で火力が落ちる。
都度、プレヒート用の皿に『自作給油機』でアルコールを注いで燃やしてやると、
火力はすぐにMAXに回復する感じだった。
『ガソリンストーブにはそれぞれの個体ごとに個性がある』と書いてある本を読んだけれど、
それが僕のOPTIMUS 8Rの個性なのかもしれない。
快調でも大した火力でないから、焦がさないように玉ねぎを炒めたりするのには適役に思える。
お湯を急いで沸かしたい時には、エバニューのアルコールランプなどを使えばいいんだと思う。
火力が一番強いのはガスストーブ。
僕はいざという時に便利で頼りになるガスストーブのガスは温存させたい意向があり、
積極的に使うのはOPTIMUSとアルコールストーブだ。
●キャンドルランタン、もう1個くらいあってもいいかな
また荷物が増えて、ちょっと重くなるな^ ^;
今はあらゆるアウトドアシーンで『ウルトラライトスタイル』が全盛と聞く。
自分の足だけでアップダウンを行ったりきたりする山行では勿論そうだし、
チャリキャンプの場合も車体フレームに直付けでパッキングするスタイルが流行の兆しらしい。
が、僕はそれらにはあまり興味がない。
僕のスタイルはTravoy(チャリで引っ張るトレーラー)に、チャリ自体と自分の好きなグッズ詰め込んで、
公共交通機関と組み合わせて目的地近くまで移動する事を基本とし、
チャリで重い荷物を引っ張って自走するキョリは平坦地なら20~30km程度、
のぼりがある場合は10km未満と決めている(大体、オーバーする)。
加えて言えば、僕の場合はチャリもTravoyも現地まで宅急便で送りつける事も考慮している。
自分の体力だけで勝負する事など端から考慮していないスタイルな分、
持っていくグッズ選びは割と自由度が高いと思っている。
(そういう志向でなければ、燃料3種類分のバーナーや燃料とか持ってかないし)
(そういう志向でなければ、燃料3種類分のバーナーや燃料とか持ってかないし)
●今宵は『プレミアムディナーカレー』
いつも使っている『ディナーカレー』の上位版が出来たらしいので買ってみた。
ディナーカレーとの違いは、中にチャツネのレトルトが入っている・いないの違いだけっぽい。
あれ?
以前、ノーマルのディナーカレーにチャツネが入っていた様な気がしたが・・・???
まあ、いいや。
カレールウを鍋に入れ、弱火で煮込む間に・・・
●前菜のサラダをいただこう
コーンサラダに青じそドレッシングかけただけ。
だいぶ気温が下がっている時にこんなもん食ったら余計カラダが冷えそうなものだ。
でも、とにかくおなかが減ったので、とにかく何かおなかに入れたい。
そして、これをむしゃむしゃと青虫の様にむさぼり食っているうちに・・・
●カレーがいい塩梅にできあがった
多数あるバーナーの利を生かして、アルファ米のパックも段取りよく戻していた。
しかも、『ドライカレー』のライスにプレミアムディナーカレーをかけるという、少し贅沢な作り方をしてみた。
サラダのおかげで口の中まで冷え切っていた状態で、うまみの詰まったビーフカレーを・・・パクッ!
お、おいしい!
いつもの事だが、カレーは時間かけて玉ねぎ炒めた分だけのうま味を返してくれるから、嬉しいよね。
それに、198円の特売牛肉のうま味もディナーカレーとの相性はバツグンに思う。
入れ忘れていて、カレールウと同時に投入したブナシメジも、シャキシャキ感が残っていて、いい感じ♪
●カラダが温まってきて、ようやくコイツを飲む気になった笑
プシュッ!
・・・ゴキュゴキュやりつつ、レモン風味のウインナーを茹でる(*v.v)。。
ゆであがったウィンナーを、さらに直火で少し炙る。
膨張したウィンナーの表皮がプッと破け、滴り落ちた肉汁が炎に落ちて『ジュッ』と音を立てる。
フウフウと息を吹きかけて、口の中に入れてかみしめると・・・
プツンという歯ごたえと、口の中に広がってくるレモン香るウィンナーのうま味
そして、それを・・・
ハイボールで流し込んでやる。
たしかなおいしさと、奇妙な満足感。
『なんで、こんなトコでこんなもん食って、こんなもん飲んでるんだろ』とか自問自答したりする。
街なかで今日の経費や食材代払ったら、ちゃんとした美味しいもの食べられるんだろうに。。。
まあ、若い頃と違って仕事でもプライベートでも、それなりに美味しい店での外食が
当たり前になってしまった日常。
贅沢な事ではあるが・・・外食の相対的価値が僕の中で落ちてしまったんだと思う。
●今回もコレ、やってみた
前回は焼き鳥の缶詰でやって、そんなに美味しくは感じられなかった。
今回は『イワシの味噌煮』。
食べてみた感想。
まずくはないが・・・やはり、『あたためた缶詰以外のなにものでもない』感じ
時刻は22時頃になり、だいぶ肌寒くなってきた。
火の始末をして、テントに入り込み、ゴロゴロしてから寝る事にする・・・
(つづく)
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