今後も色々物入りがあると思われるので「よしておこうか」と思った里帰り。
でも、2人が元気なうちにあちこち連れ回すのは、僕が出来る親孝行の一つなので、やっぱり帰ってきた
●今回はキャンプ装備も含めて 空輪
勿論、岩手に帰るからにはキャンプ道具も持って行く。
本来、宅急便で送るというのが僕が想定しているセオリーではあるが、手配間に合わず、飛行機で運ぶ事に。
キャンプ用のガスタンクやアルコール燃料はどうやっても飛行機では運べないので現地で買う事になる。
●当然、別料金がかかる
BROMPTONとキャンプ道具の合計重量は無料で運べる重量を7kg超過した27kg。
僕が乗るFDAは1kgあたり超過料金600円で、4,200円追加でかかる。ネット予約の割引分が吹っ飛んじゃった。
これが宅急便なら、ほぼ手ぶらの移動で費用も2,000円ちょっとだった筈。勿体ない。
ただ、キャンプ道具の中に入っているナイフ等の刃物を預け入れるBROMPTON側にまとめてしまい、
道具袋(約15kg)を追加料金ゼロの機内持ち込み荷物とする事も出来たようだ。
※今からでもやれない訳ではなさそうだが、結構手間だし、重い荷物を運ぶのも大変なのでそのまま送った。
とにかく、工夫すれば、空輪キャンプも宅急便賃や追加運賃なしで荷物を運ぶのが可能という事だ。
このあたりは、個々のスタイルで考えればいいと思う。
僕は次回、少なくともキャンプ道具の運送は100%宅急便を使う。
●小牧を発進して一路花巻へ・・・
濃尾平野に広がる町並み・・・
この前走った犬山~おちょぼ稲荷ポタのコースも見える。
やっぱり、涼しかった場所は緑が多かったんだな~、と思いながら、機内でしばしウトウト…(*v.v)。。
●気が付くと機体は北東北へ
多分、宮城と岩手の県境あたりかしら。
下に見えるのは、おそらく北東北の背骨・奥羽山脈。
日本アルプスほどの高さはないけれど、見渡す限り手つかずに近い森が広がっていて、心が安らぐ(*v.v)。。
(多分、花巻上空)
いつもは空港を一度通り過ぎて、盛岡上空でUターンして、北側から着陸する岩手花巻空港。
この日は南側からそのまま着陸。
おかげで、実家などを上空から眺める事が出来なかった
●到着地の気温は28度。ひんやりと感じた。
高くついてしまったが、荷物も無事GET。
そういえば、空輪については色々なサイトに「空気圧が~」とか「養生が~」とか書いてある。
BROMPTONの僕は国内線ではまともにそれらをやった事ない。せいぜい、ペダルに使い古しの靴下巻く程度。
係員さんに『自転車』『手渡し』『横倒しNG・どうしても横倒しする時はコチラ側を』という事を伝えると、
壊れ物扱いで丁寧に扱ってもらえる様だ。
●実家の風景、今年も変わらない。アリガタヤ(*v.v)。。。。。。。
4年前まで、この時期は夏休みの弟家族が遊びに来て2人の子供がはしゃいでいたが、
3年前に福岡に引っ越してからは、なかなか気軽に遊びに行き来する訳にもいかず、夏も静かなもんだ。
なので、3年前からは僕が何かしら食事とちょっとした遠出と、両親が楽しめる様に計らう様になった。
とりあえず、初日の夕食、寿司を食べに行くのは定番行事になった
実家の隣にある家庭菜園で、今年は「千日紅」という花を育てたらしい。
僕は植物の名前はさっぱり判らないし、何故この花を植えるのかもよく判らない。
ただ、仏さまにお供えする花としては、非常にしっくりくるものだなあ、とは思わされた(*v.v)。。
●2日目
この日は2人ともまだ行った事が無いという山形県の銀山温泉に出かけてみる事に。
ドライブ好きの両親を乗せて、家から銀山温泉まで片道200km、往復400km程度のドライブになる。
このうち、太平洋側は高速で一気に行けるが、地図のCの字の部分は大部分が下道しかない。
●銀山温泉
その名の通り、江戸時代までは銀山として栄えた町。
その頃既に銀を掘りつくし、ゴーストタウンになって行く中、温泉で村おこしを図った『地域創生のご先祖さま』。
大火で壊滅するも、不死鳥のごとく蘇って今日にいたる。
狭い狭い『銀山川』の両側に連なる町に、大正ロマンの風が吹き抜ける(*v.v)。。
実際、この3階建ての旅館は大正時代のものだ。
最上階・3階部分は貴賓室だったっけ・・・。確か、一般客も泊まれるハズ。
●名物の「尾花沢そば」を食べる
KOU:「なに、これ?」
店の人:「『水そば』ですよ。そばの美味しさを まずはそのままどうぞ」
ズズ・・・
む。ビックリするくらいコシが強いね
ちょっと固すぎやしないかとも思ったが、両親ともにかなり美味しがって食べてくれている。
まあ、歯やアゴが丈夫なのは非常にいいことだ。安心安心(*v.v)。。。。。ズズ…
●思い思いに時を過ごす
散策が好きな父は滝の方にトレッキングを、写生が好きな母は街なかでデッサンを。
僕は、インスタでやってるという#summerbrompton夏のBROMPTON思い出コンテスト(だったかな?)に
使えそうな写真を撮ろうと、温泉の周りをちょこちょこ歩く・・・。
おや・・・
カワガラス発見
水の中に潜って、岩をつかみながら歩いて昆虫などを捕まえる鳥だね
潜った状態だと、羽の周りを覆う気泡が日差しを反射して、銀色に輝いて見えるヤツ。
石の上で休んでいるのか、全く動かないや。
●結局、温泉街ではこれという写真は撮れなかった
地サイダーを飲みながら、親を待つ。
戻ってきた親は、銀山温泉を気に入ってくれたようでたいそう喜んでいた。
●冬、雪が積もった時期に来たいという
同感(*v.v)。。
僕も『旅』は食べ物とか料金とかより『そこに旅情はあるか?』を真っ先に考えてしまうところがある。
多分、両親から受け継いだ感覚なんだろうと思ふ。
●日本海に向かう
驚いた事に、両親とも『日本海に沈む夕日』を見た事が無いというので、帰りは日本海側を通る事にしていた。
途中、日本でも屈指の米どころ・庄内平野を走る。
2回~3回は来た事があるエリアなんだけど、こんなに雄大だったっけ!・・・と驚かされる。
(鳥海山が見えてきた)
そういえば、過去にこのあたりに来た時はいずれも天気が悪く、平野の景色を見通せた事など無かった。
そして、晴れた日に来てみると・・・すごいぞ、山形県
(日本海が見えてきた)
僕は、『東北=北東北(*v.v)。。』という意識でいたのだが、改める必要があると思った。
山形は、実に東北らしい情景が広がっております。
●山形と秋田の県境付近
多分、山形県の最北端だと思う。
両親にはここで日没を見てもらう事にして、僕は僕でsummerbromptonに使えそうな写真を撮らないと。。。
●色々撮ってみる
基本、僕はレフ板など準備していかないので、逆光の中で自力で対象物をキレイに撮れない。
どうしても撮るなら、自力でなんとかするしかないGX7よりXPERIAの「逆光HDR」を活用する方がいい。
が、それをするのを忘れてしまった(写真はGX7のもの)
最近はカメラは勿論、アプリの画像加工機能で色もトリミングも角度修正も何でもアリなのだが、
僕はソフトを使って行う後付けの『色調整機能』を使うのが非常に苦手(センスが無いからだと思う)。
こういう写真の修整も、多少の明るさ調整くらいしかできない。
基本、「旅」をコンセプトとした写真を撮りたかったのだが、偶然、人が通りかかったこういうのも嫌いじゃない。
夏なのか、冬なのかもわからんな。これじゃ。
なかなか難しいもんだねえ。
そうこうしてる間に、おひさまは水平線下に沈み、もはや『BROMPTON』のロゴも判別できないほどに。
仕方なく車のところ迄引き上げてみると、母が海に向かってまだ熱心にシャッターを切っていた。
家に帰ってから、油彩をする時の参考にするらしい。
近くのお店で焼肉食べて、家路に着くことにする。
ほんと、あとどれくらい、こうやって元気に連れまわせるんだろうか?
そして、僕自身はあとどれくらい、こうやって元気に動き回っていられるんだろう?
里帰りの度に、そんな事を思う機会が次第に増えてくる(*v.v)。。
(つづく)
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