ポタリングに全然関係ない話が続くが、『たかしままるごと百貨店』で注文していたものは、もうひとつあった。







●焼き鯖寿司
イメージ 1

ウフフ~♪

僕は、これが大好きなのです。

早速、開封しよう。




















●ツヤツヤした焼鯖寿司~♪
イメージ 2

おお~ 

どう撮っても白飛びしてしまうくらい脂の載った焼鯖!

これを美味しく食べる為におなかを空かせていたので、余計美味しそうに見えるぞ。





















イメージ 3

若狭国(現小浜市付近)から近江国朽木村(現高島市の一部)を経て平安京(現京都)を結んだ若狭街道、

京に仕入れられる様々な魚介の中で数が多かったのは、塩で締められたサバだった。

鯖寿司は平安京の郷土料理で、伝統的には発酵食品である『なれずし』の形態をとっていたという。

これは、小浜周辺で塩で締めた鯖が、若桜街道を経て京に届く2~3日程度の間に熟成して

いい塩梅になったからだそうだ。

時代が下って江戸期以降になると、現代でも広く食べられる酢締めの寿司が登場するようになり、

その後さらに時代が下ると、焼鯖寿司の様なバリエーションも登場したわけだ。




















●この肉厚ぶりはどうだ
イメージ 4

平安京でもそうだが、郷土料理としての寿司が『ハレの日の文化』として伝わる場所は全国にあるよ。

そういう場所に出かけて、食文化のウンチクを2~3行ばかり教えてもらいながら食べると、

余計美味しく感じたりするもの。

もっとも、そのまま食べても美味しいものは美味しい



では、いただきま~す♪

パク。




















イメージ 5

うまい~

焼鯖寿司の身は『ほろっ』と崩れるほど柔らかく、ほんのり甘い酢飯が歯を押し返す程度の弾力を持つ。

ガツンと焼鯖のうまみを体感した後、鯖とメシの間に挟まる控えめなショウガが鯖の脂分と混ざり合って

爽やかな後味を残してくれるという・・・。

本当においしい。


僕は酢締めの寿司の方がどっちかというと好きなんだけど、

都度、一緒に食べた後輩や友達は焼鯖寿司の方が好みという人の方がやや多かった。

まあ、僕よりも若い人たちだから、そうなのかも知れない。



















●実際、鯖街道まで出向いて食べる鯖寿司もおススメだ

朽木村の『旭屋』で食べた焼鯖寿司(&山菜そば)は本当に美味しかったなあ。

通販で買うのもいいけれど、たまに、これを食べる為だけに出かけてもいいくらいだ、と思う。