先般、別記事で書いた通り、実家でもらった漆器、本日昼到着したので早速開封。
浄法寺塗の丸型うつわ3個、扇形うつわ3個、さじ1本、写真には入っていないが秀衡塗の箸1膳。
僕はこれらは普段使いで活用しようと決めている。
また、南部鉄器については、盛岡市川久保の岩鋳鉄器会館で購入。
2万円分相当の商品が入っている『1万円の福袋』もさっき到着したんだけど・・・でかい!
1万円福袋は、『1万円程度のメイン商品(選択可能)』と、合計1万円分の『その他の商品(選択不可)』のセット。
こういう組み合わせのようだ。
お店の人に訊いた時、「ナベとかフライパンとか入っています」というハナシだったが、
プチプチのヤツ、嫌な予感がする・・・- -;
●メイン商品
まず、メイン商品。
これは、様々な地域の伝統産業に触れるにつれて、買いたくなっていた『南部鉄瓶』
僕の故郷・盛岡における代表的な伝統工芸品だ。
使っているうちにカラダに鉄分補給が出来る事でも知られるが、とにかくものすごく丈夫で何十年も使える。
ばあちゃんちにあったヤツは、底が抜けるまで50年以上使われていたくらい。
野田琺瑯のポトルとサイズを比較すると、こんな感じ。
本当はばあちゃんちにあったような大き目のものがほしかったが、
そういうヤツは発注して納品までまたなければならないし、何よりも3~4万円くらいしてしまう。
予算と、1人暮らしである事を考えると、このサイズで十分だろう・・・。
気になるのは別の商品。開けてみよう。
これ、ステーキ用のフライパンだろうか。まあ、使えそう
今使ってる『ティファール』のフライパンの方がとりまわしも使い勝手もよいのは間違いないけど、
ステーキを焼いたりするのはこっちの方が美味しく出来そうね。
これはキッチンに入れる事にしよう。
1~2人分用のシチューパンらしい。
見た目は悪くないし、本体とフタのかみ合わせもしっとりしていていい感じ。
ただ、これよりはるかに出来のいいバーミキュラの鍋を既に持っているから、使う機会無さそう。
この前名古屋に引っ越してきた後輩が使うようなら、あげる事にしよう。
と、いうわけでクローゼットに回す。
イヤな予感がしていたプチプチの包み、絶対に『もらうとマズイやつだ』と思っていたけれど・・・
果たして、『サルの置物』だった
これはキツイなあ!ばあちゃんが生きていたら、縁起物として置いたかも知れないけれど!
そして、もう一つは『チーズフォンデュなべ』だった。
これは、ちょっとキョーミはあるけれど、この僕がそう何回も作るメニューとも思えない。
この鍋も、知り合いでほしい人がいたらプレゼントする事にしよう。
問題は『置物』だ。もらってくれる人など、見当もつかない。
とりあえず、部屋に置いてみる事にしよう。
置き場所は、ネオンクロックの隣くらいしか思いつかない。
うーん、きびしい!
むしろ、台が無い方がまだマシかも知れないが、
いずれにしても『住み心地の良い男部屋』には無用のモノに思える。
職人さんには申し訳ないが、リサイクルショップかオークションに出すしかなさそう。
ちなみに、僕は普段使いの食器は取り出しやすい様に、調理台の引き出しの上から2段目に入れている。
浄法寺塗の漆器のうち、使い勝手がより高そうな『丸型のうつわ』はコチラに収納。
使用頻度がやや低そうな『扇型のうつわ』は、上の方の棚に。
この棚は、取っ手がついたボックスが入っていて、僕が背伸びをすれば簡単に出せる様にしている。
ついでに言えば、調理台の一番上の引き出し(使用頻度の高い食器が入った引き出しの上)は調味料一式。
インスタントみそ汁のパックなども、外袋から取り出した状態でここに納めてあり、使いたい時に1秒で出せる。
3段目の引き出し(食器類の下)には箸とかスプーンとかフォークとか。
僕は100均のトレーとかほとんどうまく使えた事がなかったが、ここだけは、上手に使えていると思う。
一番下の引き出しはこんな感じ。
普段使いの食器やら箸やら調味料やらをキッチンシンク(調理台)の棚に集中的にレイアウトした結果、
調理~配膳~片づけの一連の流れが劇的にラクになり、自分でも驚いている。
ご飯はレンジやナベで炊くから、炊飯器はいらんし、
1Fに僕が淹れるより数段美味しい珈琲出してくれる店が出来たからミルもサイフォンもいらんだろう。
南部鉄瓶も入った事によって、この家で、これ以上キッチン周りをいじる事はもう無さそうだね。
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