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この日は小岩井農場を皮切りに、秋田を抜けて宮城県の東鳴子温泉までの道。




●実家のテラスから
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雨は夜通し降り続け、朝になってもまだまだ上がる気配は無い。

でも、僕にとっては昔から見慣れているとても心落ち着く景色。

後で聞いたら、Tも部屋の窓からこの景色を30分飽きずに眺めていたそうだ。

自然に囲まれた風景には、不思議な力があるみたいだ。



さて、旅を続けよう。


















●小岩井農場
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ウチからおよそ30分の距離にある小岩井農場。

牧場に続く道のそば、満開の桜が雨の中ゆれている。

関東や東海だったら雨でも大渋滞だろうが、さすが岩手、スイスイと駐車場まで到着。














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フツーなら、この草原のすぐ向こうに南部片富士『岩手山』が雄大な姿を見せるが、今日はムリ。

それでも、雨にも関わらずけっこうな人が乗馬してたり、ボールの中に入って転がったりする

我々は今日はおみやげを買うために立ち寄っただけなので、雨でもあまり不都合はない。
















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僕は小岩井に来た時は必ず距離20mのアーチェリーに挑戦する。

徐々に上達してきている気はするんだが、初っ端の矢は隣のレーンの的に命中した@@;

それにしても、たった10発の矢を打つだけで、弦を引く指が痛くなるんだよなあ。

こういう風に射撃できる様になりたいもんだ^^;










各々おみやげをじっくり選んで買い、発送するものは発送して、小岩井農場を後にする。

次は久々にジンギスカン食べにきたいなあ。












●角館
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小岩井から1時間足らずで『みちのくの小京都』とよばれる角館に到着。

ここは江戸時代から残っている武家屋敷の通り道で有名だ。













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とある屋敷の塀には椿が。

Tは「椿は花のぽとりと落ちる様が『落首』を連想させるので武家には好まれない筈だが」と首を傾げる。

僕は『いいカンジだな』と思ってただけだったが、なるほど、そういうものかあ。













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ある屋敷で飾られていたとても立派な5月人形。

昔、5段飾りや7段飾りの雛人形が流行した事があったが、もっともっと、遥かに昔のもののようだ。

最上段には「お内裏様」と「大将」の人形が並んでいる。












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子供の頃から大好きな『ババヘラアイス』。

秋田県内のいたる所におばちゃんたちが店を出して、シャーベット状のアイスでペタペタと作ってくれる。

『アイスクリン』に似た爽やかな甘さ










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角館は超有名な『桜の名所』でもあり、武家屋敷と満開の桜のコラボがとてもステキな街。

しかし、昨日までは満開だった桜が、前日の豪雨で見事に散らされてしまい、

なんと1日で完全に葉桜になってしまっていたT T

でも、そこかしこにびっくりするほどの桜の絨毯が。

そして、葉桜になった古都の中に、名残の花びらがひらひら飛んでいる景色もいいもんだと思った。








さあ、角館を後にして、秋田県南主要都市のひとつでもある横手に向かおう。









●横手やきそば
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横手駅前に到着してすぐに入ったお店は『横手やきそば』の名店として有名な店。

『横手やきそば』というのは1年前だったかにB-1グランプリを制したメニューだね。

ごらんの通り、肉入り焼きそばの上に目玉焼きが載っているという・・・。

僕は全く興味もなく、存在も知らなかったのだが、母親がこの前食べたら『美味しかった』と言ってた。

実際食べてみると・・・

まあ、500円という安さとブランディング効果で、けっこう『美味しい』と思っちゃうモノの様だ(笑)









店を出ると、少しずつ夕方っぽい景色になってきた。

この後、秋田県を後にして再び岩手県へ。

錦秋湖という大きなダム湖のほとりを快走し、高校時代に通った北上という街をかすめ、

希代の政治家(?)オザワ一郎先生の出身地・水沢へ。











●夕食
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水沢は北上と並び、県央・県南で最も栄えている街のひとつだ(といっても水沢区の人口は5万程度だが)

駅前でいくつかのお店を物色。前沢牛を食べられる店に行きたかったのだが見つからないので、

一番キレイでよさげだったお店に入った。

三陸直送のあわびや山菜の天ぷらがウマイ^^

ノンアルコールビールを2本注文したら、1本が一番絞りで出てくるハプニング。

気づかないフリして飲んじゃおうかと思ったけど、我慢我慢(笑)












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はしごして立ち寄ったのが、近所の『回転寿司ととや』。

香ばしい外観に誘われて「チョット寄ってこうぜ(笑)」となった。











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「らっしゃい!」おっちゃんの板さん1人と、熟年夫婦のお客がいる。

一見、フツーの回転寿司屋に見えたが、よくよくみるとビミョーに設備が違うカンジ。

お茶用の熱湯は、とにかく水量不足で出が悪い。

と、いうか、途中で完全に出なくなった^^;











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あの『まずそうなサンプル』のブログに出てきそうなサンプルが飾ってある。

しかし、味は値段相応の旨さ。東京の『大江戸』みたいなカンジで、僕は好きだな。

こういう回転寿司、ナゴヤにも出来ればいいのに。










この後、高速を飛ばしてこの日の投宿先『東鳴子温泉』に21:30頃に到着。

GW前ギリギリのタイミングで予約出来た宿だけあって、チープな宿には違いないのだが

見た目はそれなりに歴史ある様な建物。



僕等は『50年館』と書かれた、おそらくは1950年代に建てられたのであろう自炊館の方に案内された。

なるほど、だから夕食や朝食をつけるプランを選べなかったのか。

男風呂・女風呂ともに24時間利用可能、大浴場も女性専用タイムが終了し朝まで入れるという。



しかし、「フロよりも晩酌が先だろ」という事で一致していた我々は、

既に飲み屋も開いていない小さな温泉街のコンビニで酒やつまみを購入してきて、部屋で晩酌。

「おつかれ~♪」ゴキュゴキュ・・・

・・・前日に引き続き、運転の疲れのある僕はビール1本と缶チューハイ1/3本で酔いが回り、

フロに入る間もなくコトンと眠りに落ちてゆく~(笑)



この日の総走行距離、約280km。