3月9日に取り直した免許。
その週末は、保険が間に合わなかったので運転は控えたのだけど、今週末はもう問題ない。
色々なロケーションでの運転を思い出すべく、ちょいと出かけてみるコトにした。
行き先は“日本のチロル”と呼ばれる信州・遠山郷の山里。
チロルというのはオーストリアの州の名前で、アルプスの山間の里が広がるエリア。
それだけキレイでのどかなトコロってコトだろうね
ここを選んだのは、そこに行くまでに色々な道路を一通り走れるからだ。
すなわち、交通量が多く片側4車線が当たり前の『ナゴヤ都心部の一般道』、
ウネウネと曲がりくねってタコ足の様に道が分岐していく『ナゴヤ都市高速~外環道』、
国内最大の大動脈の『東名高速』、アップダウンとカーブの多い山間の高速『中央道』、
そして劣悪な環境の道路がゆく『山間の秘境路』。
出発したのは夜だったんだけど、ナゴヤ都心部の一般道は交通量もかなり多くて結構ドキドキ。
考えてみたら、道もそんなに覚えているワケではないので走りにくかった。
でも、30分くらい走っているうちにだいぶ感覚を思い出して、問題は感じなくなった。
なんだかんだで東京の都心を結構走ってたからだろうな。
ナゴヤ高速都心環状→名環→東名→中央道と高速を乗り継いでスイスイ。
高速も特に問題なく、ブランクは案外すぐに埋まるものなのかも。
でも、途中で眠くなってしまったのでサービスエリアで少し仮眠をとった。
1人で運転してると眠くなるのが辛いね。
3時間ほどうとうとした後、飯田インターで中央道を降りた。
168kmのウチの130km以上は高速で快走だったね。
高速も霧が深かったけど、下道も同様だった。
秘境…ってか、山間いのどこかに出かける時は、これが無いと物足りない感がある時も。
霧に包まれた山道を進んでゆくと、前方に巨大なループが。
部分的に供用されている新しい有料道路で、これを上って長いトンネルを抜けると、
遠山郷に抜けるコトが出来る。
トンネルを抜けて、山道を少し登ると、谷川に沿って霧が流れているのが見える。
ようやく、らしくなってきたね。
だいぶ上がってきて、僕はもう遠山郷の下栗集落の中にいる。
ビューポイントはもう少し上で、クルマを置いて20分くらい山道を歩かなければならない。
それほど険しい山道ではないのだけど、右手は崖になっていて、おっこちると面倒な事になりそうな道。
もうちょっと歩くと、そのビューポイント。
●遠山郷・下栗集落
“天空の里”とも言われる下栗集落。
“天空の里”とも言われる下栗集落。
チロルというか、山肌に張り付いた様な集落はマチュピチュみたいにも見える。
ちょっと、あの集落の様子を見に行ってみよう。
薪がたくさん詰まれた家が多い。使う用途があるのか、非常用か判らないけど、
向こうの山(アルプス)の方から吹き降ろしてくる風もスゴイだろうから、色々な備えが必要だろう。
クルマで走っている道から集落の下の方向を見てみると、目がくらむxox;
全然、誇張してるわけじゃなく、本当にすべてが崖に張り付いている。
なんでこんな山奥のこの場所に集落が・・・???
その答えはまだ不明との事だが、少なくとも縄文時代にこの場所に人が住んでいた事は判っているという。
集落には簡易水道は通っている模様。水源はこの水と同じ雪解け水由来の地下水かしら。
チロルっぽい風景も。
ここは日本でも屈指の不便なエリアだろうけど、その分、ここにしかないものもたくさんあるカンジ。
帰りは下道で、休憩も含んで6時間くらいかけてのんびり帰った。
愛知県内をまともに運転したのは初めてなので、ナビがあっても感覚的に位置が判らない。
豊田市を通る時に見かけたこの建物は、多分、豊田スタジアムなのだろうけど、
そういうランドマークの位置関係をもっと覚えたいね。
ナゴヤに帰ってきてからも、しばらく市内を走り回ってみた。
ウチからシートレインランドとか白鳥庭園とか木曽岬温泉とかファニチャードームとか、
クルマだったらあんなにラクに行けるんだなあ^^;
ナゴヤで遊びに出かける時は「クルマ」ってのは、正しいのかも知れない。
ちなみに今回はトヨタレンタカー使って、ヴィッツ24時間で6,800円、およそ400km走ってガソリン代が4,400円、
高速代が全部で4,000円ちょっと(帰りは下道)だったので交通費で合計16,000円くらい。
他の交通だったら片道8,000円に相当するから、やっぱり1人遊びでレンタカー借りるのはコスト高だね。
友達と遊ぶ時だけだな、使うのは^^;
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