走行日:2010.05.08(土)

お天気:晴れ

乗車:DAHON Vitesse P16




皆さんは母の日のプレゼント、どんなものを贈ってるでしょう?

僕は長年カーネーションの花束を会社のクライアントから贈ってたんですが、

4年前くらいからは、その年ごとにお菓子を贈ったり、料理を贈ったり、まちまちになってきました。

そして、今年はまだ全く準備もしてないのに今朝気づきました^^;

そこで、色々小洒落たモノがたくさんありそうな覚王山を巡りながら買ってみる事にしました。












●陶器店「歩知歩智」
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独創的でかわいらしい焼き物がたくさん並んでいた歩知歩智。

多分、僕と同年代の男性(大柄でひげもじゃ)の方が奥さんと子供さんと一緒にやってる店です。

店頭に並んでいた一輪挿しがかわいい。亥年生まれの母親が喜びそうなので、これは贈っておきましょう。














●「シェ・シバタ」
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イタリアで修行を積んできたパティシエさんがやっているという人気店。

前回覚王山を訪れた時もそうでしたが、今日も大勢のお客が入っていて、満員状態でございます。

生クリーム系のケーキを買いたかったのですが、岩手に送るまでもたないので、クッキーにしました。














●「英国屋(紅茶店)」
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世界中の国々の紅茶を取り扱っている専門店。

オリジナルのハーブティーもたくさん販売していて、前に買ったものは会社のメンツに非常に好評でした。

摘んだ季節を星座の時期に当てはめた「星座の紅茶」を売ってるのに気付き、これを買ってく事にします。













結局、こんな詰め合わせになりました^^
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・人気スイーツ店「シェ・シバタ」の「カーネーション付きクッキーセット」
・人気紅茶店「英国屋」の誕生月別紅茶ギフト「蠍座の紅茶」(蠍座の月に摘んだハーブティー)
・陶器店「歩知歩智」の「いのしし型一輪挿し」(母親はいのしし年生なので)
 ※台座は非売品だったけど交渉して売ってもらいました






とりあえず、全部開封したら、カーネーションを一輪挿しに挿してもらって、

それを眺めながら美味しいクッキーを美味しい紅茶で楽しんでもらうという・・・。

まあ、慌てて買いに出かけた割には、なかなかいいチョイスじゃないかしら(笑)




















覚王山界隈の探訪も忘れてはおりません。

いくつかご紹介しましょう^^










●覚王山日泰寺
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栄からおよそ5kmほどの覚王山にある日泰寺。

日泰寺とは『日本(日)とタイ(泰)のお寺』という意味を表しているそうで、

タイ王国から寄贈された仏舎利(お釈迦様の遺骨)を安置する為に建立された、

超宗派(どこの宗派にも属さない)特別な寺院なんだそうです。



以下、ウィキペディアより・・・

どの宗派にも属していない超宗派であり、各宗派(現在19宗派が参加)の管長が、

三年交代で住職を務めている(ただし境内北側に設置されている僧堂は、曹洞宗が管轄している)。

住職は宗派の違うお経を上げることもあるという。

なお仏舎利は、本堂のある境内からやや離れた「奉安塔」の中に安置されている。





そもそも「覚王」とはお釈迦様の別称との事なので、覚王山とは「お釈迦様の山」の意味なんですね。

このお寺は明治37年(1904)に仏舎利と黄金の釈迦像を奉安するため、覚王山日暹寺として創建され、

大正3年(1914)に伽藍を整備されましたが、太平洋戦争中の名古屋大空襲により建築物はほぼ全焼、

写真の五重塔含め、現在の建物は戦後に再建されたものがほとんどとの事です。




ただし、仏舎利を祀る為に大正7年に建築されたコンクリート造りの『奉安塔』は健在。

この塔は、写真に写っている寺舎から少し離れた場所にあるのですが、日本ではほとんど見られない

ガンダーラ様式の巨大な建造物との事。

僕は拝みに行こうとその奉安塔エリアに接近したのですが、生い茂る林の中から奉安塔の上部が

チラッと見えた時、その威容に『これはひとりで見に行くのはもったいないな』と引き返してました^^;

多分、真下で見れば結構感動する建築物だと思います。















(八十八箇所めぐり)
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日泰寺の東側に、かなり狭いエリアの中に、お地蔵様群がいくつもある場所がありました。

どうやらこれは八十八箇所の霊場を模している模様。

全て手編みのニット帽をかぶっているようです。
















(坂が多い街)
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覚王山一帯は、非常にアップダウンの激しいエリアになっています。

僕のチャリは山岳走破用にスーパーローのギアがあるので座ったままでも登れない事はないですが、

傾斜がキツくて背後にひっくり返りそうになるので止む無く押して登ります。

ただ、傾斜はキツくても坂自体は非常に短いので、押して歩く事自体は全く苦になりません。









(古い建物が多い、味わい深い界隈)
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覚王山は、古くから開けている住宅街の模様。

大正時代から昭和中期頃の和風・洋風建築物が散見できます。

一方で最近建てられたと思われる邸宅は洋風建築の豪華な建物が多く、新旧混在する一種独特な

雰囲気のある高級住宅街といった感じ・・・。











(覚王山アパート)
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その中で、今回僕が立ち寄るのを楽しみにしていたのが「覚王山アパート」。

築50年の古いアパートを、6人の若いアーティストがギャラリー&ショップとして使い、

ポップでモダンなカルチャーの発信基地としている・・・と聴いてました。



おそらくは建物の中が写真撮影禁止であるが為に、情報がそれほど広まっていないという事かもですが、

想像をはるかに超えて「楽しい」「かわいい」「素敵」な空間でした!

写真撮影禁止なのが、ホントに残念です。











●この日のポタ上の景色
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沖縄は早くも梅雨に入ったみたいですが、ナゴヤは今日も良い天気でした。

往路・復路7kmほどは僕の通勤路と同じです。

風は背中を押してくれる北西の風で、2mくらいかな。


















●錦通り
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スマートな通りが多いナゴヤの通りの中でも、際立って気持ちいいのがこの通りじゃないでしょうか。

早朝の名古屋観光ホテル前から栄方向を眺めると、車も人もいない大きな整然とした道路の上で、

青信号・赤信号だけが無数に連なっているという、何か不思議な光景を目にする事になります。
















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淡いグリーンの下地の上に、ブラックのレタリング文字で案内が書かれた錦通り沿いの伏見駅出入り口。

どこか日本っぽくない雰囲気に見えます。

















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TV塔は、ウチからおよそ9km。

セントラルパークは今日も大勢の人で賑わっています。

出店でソーセージとビール買って、一杯やりたくなる様な陽気でございました。















地震雲?
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帰り道、空に広がっていた、真っ二つに割られた様な雲。

巨大地震の数日前、ひずんだ地層から放射される電気的エネルギーが大気に影響を与えて発生するのが

地震雲らしいですが、まさか東海地震の前兆・・・???

多分、セントレア発着の航空機の飛行機雲が、西日を浴びて高度の違う雲に影を映しただけの光景でしょう。













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帰宅直前、夕焼けに包まれる公園でサッカーボールを追っかけてる子供たち。

僕が夕焼けの空き地でサッカーボール蹴ってたのは、もう25~30年も前なんだなあ。

いまだに色々なコトで心配してくれてるんだろうけど、有り難うね、母さん^^;
















●MAP(クリックすれば拡大します)
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往復同じルートを走っている様に見えるかも知れませんが、名駅⇔池下間については往路は錦通り、

復路は広小路を通っております。

錦通りの方が全体的に交通量が少なく、路駐も少ないみたいなので走りやすいかもですね。