●2019年9月20日10:00過ぎ(モロッコ王国現地時間)
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BROMPTONくんと僕はマラケシュ発ワルザザート行きの長距離バス(CTM)に乗りこんでいた

ヨーロッパ方面からっぽいバックパッカーと地元の客が半分ずつくらいって感じで、かなり静かだ。

4時間45分予定のバスの旅はのんびりできそうな感じ
















pota2019



19.(モロッコ)
 BROMPTONでサハラ砂漠を走ろう! 前篇


























●2019年9月20日15:00(モロッコ王国現地時間)
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バスはおよそ15分遅れ、5時間かけてワルザザートのCTMバスセンターに到着。

なかなかの長旅だったが、バスがでかくてゆったりしている為か、疲れもさほどないぞ










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別席(トランク)に乗っていたBROMPTONくんとも再合流。












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バスセンターの中でちゃちゃっと展開して、さあ、砂漠の町に繰り出そう








●ロマン探求ポタ(*v.v)。。モロッコ王国篇テーマ曲 劇団レコード「流砂の嵐」KONAMI 2011








●おお、これが、かつてラクダに乗ったキャラバン(隊商)たちが行き来した砂漠の町
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当然ながら、初めて来るタイプの町だ。

さて、まずは投宿先に向かいながら、町を眺めてみることにしようか








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このあたりのサハラの土の色なのか、全体的に赤茶けた・・・いや、赤っぽい町だ。







●建物のカベも、もしかすると砂漠の土を使っているのか・・・
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・・・おや?

モスクの尖塔の上になにかあるぞ









●あっ
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アンダルシアで見たトキの巣(たぶん)と同じ様なモノがワルザザートにも

でかい








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向こうは地中海性気候の土地、こっちは完全に砂漠気候の土地だと思うのだけれど、

生息する鳥は似た様なものがいるのかも知れないな・・・








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・・・そんな事を考えながら、ワルザザートの住宅街をぐにゃぐにゃ進む。

投宿先はゲストハウスなので、民家の中にあるのだろう。







●それにしても、天気がビミョー・・・
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砂漠って、ギラつく太陽でカンカン照りなイメージだったんだけど、

こんな天気って有り得るのか???







●・・・っと!
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本日の投宿先、DAR RITAに到着した!

「おこんばんは~!」








●メチャメチャステキな雰囲気だった
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店主(アヴドゥルと名付けよう):「やぁ、よく来たね
!お、自転車で来たのかい?玄関に置いておくといい」

KOU:「持ってかれない
?」

アヴドゥル:「ハハッ、大丈夫サ!まあ、もし心配なら持っていけばいいけど!」

まあ、そこまで言うなら玄関先に置かせてもらおう







●アヴドゥル:「まあ、その辺に腰掛けて、ゆっくりしてよ

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KOU:「おお、これは?」

アヴドゥル:「ハハ、長旅で疲れた客人に、砂漠流のおもてなしさ








●これはステキ

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ありがたくアツーい美味しいお茶とお菓子を頂く(*v.v)。。

KOU:「ううむ、これは素晴らしい


アヴドゥル:「だろ?明朝はここでイカした朝食を愉しんでくれ」

KOU:「あー、明日は8時前の飛行機に乗らなくちゃいけないので、食べられないよ


アヴドゥル:「何っ?それはずいぶん忙しい旅だね








KOU:「サハラ砂漠をチョイと走ってみるために来ただけなので・・・」
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アヴドゥル:「変わり者だなあ!」

KOU:「そんなワケで、あまり時間も無いので部屋に案内してもらえまいか?」

アヴドゥル:「勿論だ、こっちに来てくれ!」






●アヴドゥル:「君の部屋は2Fのココだ!」
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KOU:「おおっ、すごい







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アヴドゥル:「まあ、ホントは3~4日くらいのんびりしてほしいんだけどね、

  それがムリでも、出来るだけゆっくりしていってくれ。

  じゃ、何かあったら、僕は下にいるから







●いやー、こんないい感じの宿だったとは、マジでビックリ

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・・・と、ここで急に風が強くなってきて、ポツポツと雨が降り出す。

『えー?マジかよ

とにかく、一旦、部屋の中に避難だ!









リスボン、バルセロナ、セルビア、タンジェとこれまで4都市の宿に泊まってきたが、ココが圧倒的に一番いい。

んで、リスボンから毎日洗濯するも、毎回生乾きの下着を、ここでも洗濯してみる。

砂漠の町でなら乾くと思っていたけど、この天気じゃ難しいかも知れないな・・・。

そして、VAIO Z立ち上げて、軽く仕事するなどして1時間・・・







●雨はあがっていた

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弱いけど、若干、日も差してきたぞ








●時刻は16:40・・・
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さて、これから25km先のアイット=ベン=ハドゥ集落までポタるべきかどうか、悩んでいた。

さっき、バスで集落の近くを通りすぎてきたのだが、YOUTUBE動画に映っていた様に、

狭い山道をトラックがガンガンに走っていて「本気で危ない」


運よく交通事故に遭わなかったとしても、道路は落石が多数あり、

あれだけの交通量、飛石喰らったら、やはり致命傷になりかねない。

さらに、帰りは間違いなく日没後になるから、交通事故率UPに加え、それ以外の危険も増えよう。

ここまで旅しに来ていて古代遺跡行かないとかちょっとトーンダウンしてしまうけれど、

僕の旅は安全第一(*v.v)。。

本気で危険を感じるものには手を出してはいけない。

なので、このワルザザート周辺の砂漠地帯や、観光客が行かなそうな民家周辺などを色々ポタし、

砂漠の町での晩ごはんとしゃれ込む事にしよう。

さあ、BROMPTONくん、オデカケだ






【次回予告】

サハラ砂漠の町・ワルザザートをウロウロ走り回るKOU!

赤茶けた岩石砂漠地帯、僕の他にもチャリでサイクリングしているグループなどがいて興味深い。

砂漠のひなびた路地、日没の町での夕餉、そして漆黒の夜・・・

ああ、この街の宿泊は2泊にしておけばよかった!



次回!

「BROMPTONでサハラ砂漠を走ろう! 後篇」


(つづく)






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