●2020年1月2日 11:24
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「近場だし、そんな大した感慨もあるまい」・・・と思って出かけた新春ポタだが、

昨年9月のロマン探求ポタ以来3か月ぶり以上のポタという事もあり、殊の外気持ち良い

鼻歌をうたいながら渥美半島の自転車道を北進していると・・・







●あれ?
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通行止め

ここしばらく災害が起こるような出来事はなかったと思うけれど、なんかあったのかしら?










●行けるとこまでいってみよう
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ほどなく海に出た自転車道を、左折して赤羽根方面に進むと・・・








●自転車道が一部崩落して通れなくなっていた
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なるほど、最近の出来事ではなく、少し前の高波などで削れたもののようだ。

去年の台風などかな?

やむなく、一旦、自転車道から離れて幹線道路を走ることにする。







【三河国・遠江国】


近所だけど、
それなりに
旅気分を味わうポタ


2020.01.02~03


(その2)








●幹線道路をちょっと進むと、なんか立派な「菜の花畑」があった
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ここ、明らかに「インスタ映え」を意識した造りだ。

何故なら・・・





●こんなポストがある!
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僕のインスタも、こういうとこでBROMPTONくんの写真撮ってUPすりゃ反響出るだろうな~。

でも、めんどくさいから、ここはブログだけでいいや(´ε`)~♪







●再び、自転車道に戻る
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今日は北の風がとても強い。

いつの間にか風は左方向、絶え間なく圧迫されている様な気分で、それなりに抵抗を感じる。








●ここで思い出す!
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『そういえば、ヒザサポーターを忘れてきてしまった!』

久しぶりのポタという事もあって、うっかり、失念してしまった!

あのヒザサポーターを購入・装着する様になって以来、100km超のポタも怖くなくなったが、

あれがないと、向かい風であれば50km未満のキョリでも、ヒザぶっ壊れるかも知れない。

何という凡ミス!






●用心しながら走るしかないな
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本日のコースはたかだか46km。

どんなにのんびり走っても、目的地「とよはしのまち」には夕方には到着する。

時速15㎞程度で走っても、全く問題ない(´ε`)~♪









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たまに、BROMPTONくんから降りて景色を眺めたりしながら、目的地に向かう







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…この海岸線の自転車道は、平坦路に加えて道路周りの景色が変化に富んでいて、なかなか楽しい。







●あ、この階段は覚えがある
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3年くらい前の真夏に、進行方向の先にある赤羽根海岸でデイキャンプやった時、

この階段までポタしてきて、ここで引き返したんだっけ。







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と、いう事は、この先は見覚えのある道という事だ。

この、岩場の海も記憶にあるし・・・








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この浜のサーファーたちも、見覚えがある・・・

・・・ってか、今日は1月2日よ

よく、海に入ってられる。

ウェットスーツってすげえんだなあ!







●・・・と、この辺で、サイクリングロードを離れる
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「とよはしのまち」に向けて進行方向を変えなければならない。







●時刻は13:28
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25kmほど走ってきたところで、ローソンにピットイン!

伊良湖岬からここまで、ご飯食べられるところがなくて、想定より遅いお昼ご飯だ。

まあ、順調順調(´ε`)~♪

しかし・・・







●うっ!
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進行方向を北に変えた途端、強い向かい風が

追い風に乗って急坂をギャンギャン上ってくる女の子に対し、

坂を下るこっちには、減速させられるほどに強い風が吹きつけてくる。

『また、このパターンか!』





●だから、こういう演出いらないから!
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『最後までラクに走らせてくれ~

ヨボヨボと強風に対抗して走る僕の視界に、豊橋鉄道渥美線の線路が飛び込んでくる。

ああ、豊橋までの15km、向かい風、マジでめんどくせえ!

使っちゃうか、鉄道!






●いくら僕でも、たった46km新春1発目のポタで、それだけは!
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なけなしの気力を振り絞って、北進する・・・

あっ、豊橋港が見えてきたぞ

もう少し、もう少しの辛抱・・・ッ!







●ぐあッ
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なに、新春早々、この仕打ち?

どんな罰ゲームだよ。

あー、もう嫌になった。おうちに帰りたい。来るんじゃなかった。







●・・・などと思っているうちに
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「とよはしのまち」に入り、残りキョリは5km

くそ、たった5kmなのに、全然キョリが縮まらん。







●あと500m
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あっ、投宿先のルートイン






●16:10、ルートイン豊橋駅前に到着
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いやあ、新春早々酷い目にあった

しかし・・・






●おっ!
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このルートイン、ビジホのくせに、2人掛けレベルのソファがあってプチリッチな感じ。

ちょっとモチベがあがる。

(宿泊費6,500円、800円分のポイント利用で実費5,700円)

早速、ソファに寄り掛かったところ、疲れが出て意識を失ってしまう・・・。







●はッ
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気が付くと、時刻は17:30。

「とよはしのまち」で晩ごはんを食べることにしよう







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今年の僕の旅のテーマのひとつが、「旅先ならではの晩ごはんを食べる」こと(*v.v)。。

『そんなん当たり前だろう』という感じだと思うのだが、

疲れていると、ついつい、コンビニ弁やプリングルスで済ませてしまう悪癖があるのだった。

『とよはしのまち』は渥美半島の付け根の町だし、食べるなら、やはり海の幸だろうか。







●むっ、伊良湖岬直送の店を発見
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ここのお店にしよう。

ごめんください~






●時間が早かったからか、客は僕だけだった
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貸し切り状態のお店で、今年初のおビールを頂く(*v.v)。。

今年の、僕とBROMPTONくんの旅に乾杯!

ゴキュゴキュゴキュゴキュ・・・><。

アヒィ、美味い!!!






●伊良湖産の海の幸を味わう(*v.v)。。
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っていっても、どこの港で水揚げしてるのかとか、全然判らんな。

今日、伊良湖岬から走ってきた時にも、漁港とか特になかった様な気がする。

食材に纏わるウンチク知っとかないと、地のモノを食べる意味が無いかも知れんぞ。








●しかし、プリップリのお魚はとても美味しい
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まあ、「伊良湖産」という事が判っているからいいか

お魚のおいしさにつられて、お酒も進む。

「すみません、おビールもう一杯ください









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ただ、僕は1人で飲む時は、飲んだところで、せいぜいグラスビール2杯だ。

何故か、1人の時だと、それ以上飲むと気持ちが悪くなっちゃう。

2杯目のビールをチビチビ飲みながら、出しまき玉子をモシャモシャ食す。

うむ、美味しかった。

お会計は4,000円くらい也。







●その後「とよはしのまち」を軽く歩く
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豊橋は人口37万人の中核市で、そこそこ大きい街らしく、路面電車もある。

「将来、路面電車のある町で暮らしたいなあ」なんて思ってた学生時代からすでに20年以上経過。

もう、立場も人生の残り時間も、あの頃と何もかも違うのに、

どっかであの頃と同じ気分のまま、未だにそう思ってたりする自分がいるのが、なんか怖い。

『人間とは、子育てを経験しない限り、いくら歳をとっても「大人」にはなれないのかもだ

豊橋のまちをしばらくトコトコ歩きながら、そんな事を思ったりしていた。







●まあ、それならそれで仕方ない
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それが僕の人生って事だ。

僕は、僕以外の人生を知る事が出来ないし、ヒトの数だけ人生はある(*v.v)。。

そして、路面電車のある街で暮らしたいなら、いずれ東京に戻る時に都電荒川線近くに住めばいい。

さて、旅先で別の方のBROMPTONの旅ブログを読むのは、僕にとってこの上なき至福の時間

ジムビームとコークゼロを代わる代わる飲みながら、今宵もXPERIAで「ブロンプトン旅」を読む。

北東北旅(角館~下北半島)の完結篇で、今回も読みごたえたっぷりだった。






●大浴場でのんびりくつろぐ(´ε`)~♪
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そういえば、「ブロンプトン旅」の北東北篇では秋田県の乳頭温泉も登場してたっけ。

僕も、ちゃんとした温泉・・・湯治場なんかに旅するのもオツかも知れないな。

北東北出身の僕は、湯治場と言えば北東北・・・のイメージが強いが、他の地域にもあるかも知れん。

今年の旅の中で、ひとつ「湯治場」を候補として検討してみよう。



大浴場でホカホカになった僕は、部屋に戻り、ストンと意識を失ったのであった・・・zzz


(つづく)




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