●・・・ハッ
イメージ 1

2019年2月17日04:00、ふっと目を覚ますと、窓の外は「大雨」だった。

『・・・』

予想通りの展開に、二度寝する...zzz

それから3時間後・・・







●・・・ハッ!(二度目)
イメージ 2

外が明るくなってるぞ。

さて、天気やいかに・・・?






●「お・・・
イメージ 3

雨は上がったらしいが、雲分厚いなあ。

それに・・・







イメージ 4

かなりの風

ほぼ停まっている客船の煙もちぎれんばかりにたなびいているぞ。

これはいつ大雨になるかも判らん。

今日の探検は中止して、レンタカーでのドライブに切り替えるか。








イメージ 5

いや、いけるところまでいってみよう

ロックンロールだぜ!








イメージ 6


(5)伊良部島探検篇









●本日のコース
イメージ 7

ホテルを出発、伊良部大橋で海を越えて伊良部島と下地島を回るコースだ!

図は空港(G)に行く様になっているが、滞在日を1日延長したので今日もホテル(A)に戻るようになる。



下地島といえば、かわぐちかいじ先生の「いぶき」で、中国軍の爆撃を受けた下地島空港がある。

伊良部島大橋を渡った先は、日本と中国の間に発生した武力紛争の「最前線」といえる。

うーむ、おそろしい(*v.v)。。








●びちゃびちゃの道をいく
イメージ 8

結構、雨が降ったらしい

強風の中、北西方向へおよそ2km進むと・・・








●伊良部大橋
イメージ 9

日本一長い(吊り橋以外では)という海上橋!

ただ、長さは3,540mなので、「日本にはそれほど長い橋は無い」ともいえようか。





●渡ってみよう
イメージ 10

右から吹き付けてくる風がヤバい






イメージ 11

晴れていれば、目にも鮮やかな青色の海が広がっていたのであろう・・・と、強風の中で思う(*v.v)。。









イメージ 12

しかし、晴れるどころか空の色もますますヤバい








●伊良部島上陸ッ!
イメージ 13

いつもの様に、反時計回りでチャッチャカと回ってしまおう










●琉球国離島ポタ旅テーマ曲「Fly away」(KONAMI DDR(Chiyo Tia))








●海沿いの道を進む
イメージ 14

ほう、道路の内側に水場がある風情ある地形

岩の下が削れているところを見ると、大昔は海岸線だったのかしら。

昭和47年(1972)の沖縄日本復帰の記念碑前を通り過ぎ、坂をのんびりとのぼりつづける






イメージ 15

・・・どうも、ゴミのポイ捨てが多いようだ。

道の両側、延々と、空き缶や弁当のゴミ箱がびっくりするほど投げ捨てられている残念な光景。

伊良部大橋開通後、無料の橋をバカな客が渡り、伊良部にカネではなくゴミを落として帰っていくのだろう。







●しばらく進むと、平坦なところに出てきた
イメージ 16











イメージ 17

平坦な道の両側にお墓が立ち並び、その向こうに町が見えてきたぞ







イメージ 18

その先、再び下り坂となり、どうやら港町にやってきたらしい。







●佐良浜のまち
イメージ 19

ここも池間島と同じくカツオ漁が盛んな港らしい。

その他、晴れていればガラスの床から真っ青な海中を見学できる船も出航しているようだが・・・









●あいにく、荒天の今日は”天主教神社”くらいしか見どころがない
イメージ 20

総コンクリート造りの神社を見たのは初めてかしら

ふしぎなことにご神体は鎮座していないようで、ご神居はカラッポだった。







●一旦、坂をくだってしまったので再び上りになる
イメージ 21

港町らしい急坂!

ヒーハー








イメージ 22

少し進むと民家が無くなり、道が平坦に

どうやら、このあたりが伊良部島で最も高い地域らしい。







イメージ 23

その先は下り基調の快走路

ここで、一気にキョリを稼ぐとしよう!









●・・・脇道の先に見える「何か」が目にとまる
イメージ 24

なんだ、あれは

立ち寄ってみよう。







●あっ
イメージ 25

大きな鳥が羽ばたいているぞ








●どうやら展望台らしい・・・
イメージ 27

なんらかの猛禽類をかたどっているが、外壁の一部が崩落して内部構造があらわになってるぞ







●フナウサギバナタ展望台(案内板の写真より)
イメージ 26

海を眺め下せる高台となっているここは、古の頃より、船で島を離れていく人を見送る場所だったそうな。

出征する兵士であったり、沖縄本島に引っ越しする人であったりを、手を振って見送ったのだそうな。









イメージ 28

ちなみに、フナウサギバナタも琉球の方言で「船を見送る岬」という意味であり、「船+ウサギ」ではない。










●展望台を見て、案内板の写真の位置まで走ってみる
イメージ 29

なるほど、海の上と崖の上で手を振りあったのが「今生の別れ」になった事もたくさんあったんだろうね








●雲行きはどんどんあやしくなってくる
イメージ 30

風も南方向からのものに変わり、強さを増してきた。









●死んだような色の海を眺めつつ・・・
イメージ 31

必死でペダルを漕ぐが・・・







●雨に捕まる
イメージ 32

傘を差しながら強風に逆らってヨタヨタと進んでいると・・・








●おおっ
イメージ 33

集落だ









●非常に小さい集落だったが、「そばかめ」という食堂があった
イメージ 34

ここで昼ご飯と雨宿りをしていこう







●家族経営のお店らしいが、販売方法は意外にも食券制だった
イメージ 35

うーん、食べたかった「マグロにぎり」は売り切れだし、文字で見ても「じゅーしー」とかよく判らないな。

まあ、一番人気らしい「かめそば」にしておくか。






●文字通りのムギチャ(ノンアルビール)でノドをうるおす
イメージ 36

ゴキュゴキュゴキュ・・・><;

ああ、早くホテルに戻っておビール飲みたい。









イメージ 37

「かめそば」を頂く(*v.v)。。

三枚肉、ソーキ、宮古島豆腐と宮古島そばのコラボレーションのようだ。

お味はまあまあ。






●店内にはカメの剥製が
イメージ 38

名称「かめそば」の由緒かしら

僕もチャリばかり乗ってないで、たまには海に潜ったりとかもよさそうな気も。






●あと、こういう商店もなんか気になるんだよな~
イメージ 39

絶滅危惧種的なお店。

菓子パンとかあったら、購入していこうか。






イメージ 40

うっ、暗い

バイオハザードだったら、絶対ゾンビ出てくるわ。







●ゾンビは出てこなかった
イメージ 41

地元の人が中で話をしていたが、別の国の言葉の様に何を言ってるのか判らなかった。

一応取り扱っていた「クリームパン」はフツーに購入できたのでよかった




さて、とりあえず、今のところ雨はあがっている。

この間に小さな下地島の外周を走り切って、この冴えない「宮古島一周ポタ」をフィニッシュさせよう・・・

もう、ほんと、3泊4日のとんだポタ旅行だったよ

・・・そんな風に「おわり」と思っていた僕に対し、

自然は最後の最後まで「これでもか」というほど無意味に牙を剥くのであった







↓記事、『ひまつぶし程度にはなった』ら、ぜひ、ポチお願いします


↑『ひまつぶしにすらならなかった』のであれば、結構です・・・




つづく