●昨年のロマン探求ポタ(*v.v) 。。2019、僕にはちょっと悔いがあった
スクリーンショット (311)

苦闘の末、リスボンからの丘陵続きの道を走り抜き、

辛うじてユーラシア最西端のロカ岬に到着はしたものの・・・





スクリーンショット (312)

自走でリスボンまで帰るのは僕にはムリと判断、公共交通で帰投することに。

これによって、有名な「発見のモニュメント」を訪問する事が出来なくなった。

また、シントラの街のレガレイラ宮殿に行けなかった事も実は結構ショックであった。

これも「疲労困憊で立ち寄り地を間違えて時間を失った」という事が原因だった。





●僕の場合、結構、こういう失敗が多い
l022

ロマン探求ポタ(*v.v)。。2018のイスラエルでキリスト生誕地のナザレに立ち寄れなかったのも、

エルサレムでオリーブ山に登れなかったのも「計画通り走れなかった」為だ。

これらで計画した1日の走行キョリは、最長だとしてもたかだか80kmの筈。

このキョリ、地元で走る時には全く問題ないのだが、旅先ではなかなかうまくいかない。

特に、2019の旅前には地元で100kmのポタも問題ない事(ただし平坦地)を確認して

意気揚々と乗り込んだワケだったのだが、40kmのロカ岬までの丘越え続きの道は片道が限界だった。

100km走れる程度の体力と根性では、旅先での色々な状況に対応するには不十分なのかも。










・・・なら、1日で120kmを楽勝で走れるようであればどうだ

そう思い、気持ち良い気候になってから毎晩の様に20km~30kmのポタを続けてきた。

乗るのが久しぶりだと10km程度のキョリでも「面倒だな」と感じたりするものだが、

繰り返すうちになんでもないキョリとなっていく(まあ、20km自体が短いので当たり前だが)。

そして、アップダウンが結構あって走るのを避けていた「山手グリーンロード」も

「それほどでもないな」と思えるように(まあ、もともとそれほどでもないので当たり前だが)。

これなら、行けるかも知れないぞ!120kmのポタ







え?これも楽勝??


BROMPTONで名古屋周辺120kmポタ
(前篇)










●2020年5月30日(土)06:50
DSC05113

いつもの僕ならポタに出かける時間は大体10:00前からなのだが、今日は7時前に出る。

旅先での行動をイメージすると、宿には17時頃には到着してのんびりくつろぐのが望ましい。

つまり、本日のテーマは

①120kmを余裕で走ること

②17:00までに自宅に戻ること

以上の2点だ。

BROMPTONののんびりポタ巡航速度は、最も遅い市街地として信号待ち時間合わせて大体15km/時。

それだとしても8時間で走破出来る計算だし、体力さえもてば余裕だろう。







●とりあえず、都心部の幹線道路を北進
DSC05115

・・・走り出してから言うのもなんだが、行きたい場所など全然ない。

なので、結構前にやった「無心ポタ」同様、何も考えずに適当に走ってみる事にする。









DSC05118

名駅の前を過ぎた後、西方向に曲がって川を渡って名古屋市から出るカタチで進む。

よく判らない道を適当に走り続けること約20km・・・







●あれ?地面がグラグラするぞ??
DSC05123

最近、岐阜震源の地震が多い。

『また、地震か・・・?』

しかし、程なく後輪がガタガタいいだした。

げっ、マジか








●パンクだと!?
DSC05120

しまった、油断して修理道具持ってきてなかったっけ。

『こりゃ、タクシー呼ばないとダメかな・・・?』

しかし、Googleマップで検索すると1kmほど先のところに営業中の自転車店があり何とかなりそう。

田舎や海外のポタ旅中だったら危なかった。

パンク修理道具や予備チューブは持ち歩くクセを付けたほうがよさそうだ。

あと、BROMPTONのタイヤの履かせ方も、やはり練習しておく必要を感じた。








●店主のおじさん:「なんちゅうめずらしい自転車じゃあ!」
DSC05124

初老の店主はちょっと大げさに驚いていたが、手際よくパンクを修理してくれた。

やっぱ、プロは凄いなあ

僕が修理するのより10倍くらい早い。






●図らずも「津島市」という街にいる事が判った
DSC05125

名古屋都市圏の西側外周部を構成する市だ。

走っているうちに住宅地が減ってきて農村風景になってきたぞ。







DSC05127

お、いい感じの農村風景







DSC05128

実に気持ちいい

目の前の山地は、カタチから考えると養老山地っぽいな。

すると、まっすぐ進めば木曽川の堤防にぶつかる事になるだろう。






●ほどなく、木曽川の堤防にぶつかる
DSC05131

上空ではエンジン音を響かせてパラグライダーが自由自在に飛び回っている。







DSC05132

下から見てる分には気持ちよさそうだが、高所恐怖症の僕には一生縁が無いスポーツだ






●土手沿いに上流方向に向かってみることにしよう
DSC05134

マジでいい天気

今日は、今年初めて日焼け予防のアームガードを装着してきた。

相変わらず、涼しくてとても快適。






●「およそ」30km地点で堤防上に登ってひと休み
DSC05136

「およそ」というのは、サイコンがやや不調で、途中5kmほどちゃんと計測出来なかったからだ。

キャットアイのサイコン、たまに動作不良をおこしてイラつくことがある。

走行中に計測しなくなったかと思えば、時速が23kmを越えるなどすると動きだしたり、

しばらく安定したかと思えば、また停止して読み込まなくなったり。

2~3年程度の使用でこうなるのは困ったものだ。

次は、ガーミンの様なGPS方式でキョリ・速度・ログをとれる様なものにしようかとも思っている。







●さて、少し遅めの朝ごはんにしよう
DSC05137

実は、今日は作って持ってきていた。






●おむすび
DSC05139

今回、なんか自分で握ったヤツを食べたかったんだよね。具はしそ昆布+しらすの佃煮。

もう、ポタの趣味は15年ほどやってるけれど、

自分でなにか作って持ってきたのは、多分初めてか?

いや、柏に住んでた頃のポタでホットサンド作って出かけた事あったかな?








DSC05141

木曽川の情景は大変のどかだ

『川沿いにしばらくのぼり、対岸に渡って折り返すルートにしようか』







●東海大橋
DSC05150

スルーして上流方向に向かう。






●木曽川堤
DSC05153

スルーして上流方向に向かう。







DSC05155

木曽川堤から上流に向かう道は、多分初めて走る道。

対岸と真逆で交通量がとても少なく、非常に気持ちよく走れる道だ

これは素晴らしい。






DSC05157

やがてサイクリングロードが始まった。

これも快適・・・だけど、羽虫がめちゃめちゃ多いな

これは、何かしら対策すべきか。。。







DSC05158

東海道新幹線、濃尾大橋、尾濃大橋の下をくぐり、さらに進む。

サイコンが時々動作不良を起こして正確なキョリは表示されていないのが残念だが、

感覚的に誤差5km前後と思われ、多分、今47~8km程度走ってきていると思われる。






●さらに上ると138タワーが見えてきた
DSC05162

どうやら、一宮市まで到達したようだ。






●ここから先の道は走った事がある
DSC05163

さて、時刻は11:20、走行キョリはちょうど50km程度といったところか。

この分なら12:00には走行キョリ60kmを「記録」できそうだ

そして、この後70kmを難なく走り抜いて17:00までに自宅に着くのも全く問題ない様に感じるが・・・








●新木曽川橋を渡って対岸へ
DSC05164

ここからは川に沿って下る道。

いつもの「木曽三川公園」に着いたら遅めのお昼ご飯にするとしよう。

・・・ひとつ気がかりがあるとすれば、サイコンが安定しないため

120kmをちゃんとカウントして走れないことだ。

自宅に戻ってから地図で測ってカウントするしかないのだが、

間違ってキョリ不足になると今日の行程がパーになり、それだけは何としても避けたい。

そして、川を渡っている時に気づく。

『・・・あれ?』

もしかして、ここからは向かい風になる




(つづく)






<ヒマつぶしにはなったよ!と思われたら、ぜひ、ポチお願いします!>